2024年の日本酒輸出 金額・数量ともに前年比106%増加
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財務省「貿易統計」のデータがによると、2024年の貿易統計によると、出金額は434億円で前年比106%、輸出数量も3.1万klで前年比106%で、金額・数量ともに昨年を上回る結果となった。
輸出金額は、2023年に前年割れし日本酒の輸出金額の伸長は13年連続でストップ。しかし、2024年は回復となった。
輸出単価は2023年まで14年連続で伸長していたが、2024年は前年割れという結果となった。輸出単価の伸長を牽引してきた香港の下降が回復しなかったことが理由。
2024年の輸出金額を国別・地域別にみると、上位5カ国で全体の約80%を占めている。アメリカは過去最高となり韓国も成長が著しいが、一方で中国と香港は停滞している。
2024年の金額・数量の伸長を牽引しているのは、輸出金額が過去最高となったアメリカ。全体の約25%を占める。前年比で、輸出金額は128%、輸出数量は123%。
世界中で日本酒への関心が高まっている。地域別に見ると、アジアと北米ほどの規模には至らないが、近年は西欧が飛躍的に伸長している。日本酒の輸出先国数は右肩上がりに増加し、2024年の実績では80カ国。2005年からの累計では、109カ国に輸出している。
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